
自家製、とってもグルメで贅沢なマーマレード
我が家はどちらかというと洋食党で、朝食は毎朝パン食です。食パンの種類は日によって違い、食パンのトーストの日もあれば、クロワッサンやバゲットなどのフレンチ系のパンの日、家で焼いたマフィンやベーグルの日もあります。どんなパンの日でも食卓に欠かせないのはジャムです。ジャムもパン同様、市販のものもあれば、自家製のこともありますが、いつも数種類のジャムが朝食のテーブルに並びます。市販のものはそれでおいしいし、自家製のものは甘さ控えめ、時には実験的なフルーツの組み合わせで、これはこれでおいしいんです。
家では、季節ごとにスーパーに並ぶフルーツの中から選んでジャムを作ります。冬が来ると必ず私が作るのは、柑橘系のフルーツのマーマレードです。今年、お正月の休暇中に作ったのもオレンジとレモンのマーマレードです。
簡単に作り方を紹介しますと、無農薬のオレンジやレモンは皮をむいて、果肉だけを鍋に入れて、そこにほぼ同量の水を足して煮ます。むいた皮は一端茹でて、皮の白い部分は切り除いて、表面の皮だけを千切りなどにし、果肉と一緒に煮ます。水分が半分くらいになったら、砂糖を加えてさらに煮続けます。私はその時うちにある洋酒、ラムやコワントローなども足します。鍋の中身にとろみが出てきたら、もうちょっと煮て完成です。
今年はこれをストーブの上でじっくりコトコトと煮たので、完成までに3日かかりました。途中で「もう良しとしようかな」と思うこともありましたが、とにかく我慢してトロトロになるまで煮続けました。そのせいか、完成したマーマレードはイギリスのマーマレードっぽく、甘酸っぱさの中に渋みのある本格的なものになりました。
最初の皮をむいて果肉を取り出し、皮は皮で処理して、という作業は少し面倒ですが、この過程さえ通過してしまえば、あとは時々鍋の中身をかき混ぜるだけですから、日数はかかりましたが作業的には大変ではありません。それになんと言っても自分で作ったマーマレードを乗せたパンを食べる幸せは、市販のものでは味わえません。